「インハウスデザイナーって何?」
「インハウスデザイナーを目指しているので良い点、悪い点含めて詳しく知りたい!」
少しでもインハウスデザイナーに興味がある人、これからインハウスデザイナーを目指したい人はぜひ参考にして下さい。
本記事ではこのような悩みを解決していくためにインハウスデザイナーを細かい要素に分解してそれぞれ説明していきます!
目次
インハウスデザイナーとは何だろう?
インハウスデザイナーとは…
所属会社のチラシやウェブサイトなどの制作を手助けするお仕事です。
インハウスデザイナーというのは特定の企業のデザイナーとしてデザインを手がける人のことをいいます。
インハウスという言い回しが用いられるのは、デザイナーが特定の会社に所属し、その所属会社の制作物を制作するところから来ています。普通のデザイナーとの違いはこの「特定の会社に属するか」ということです。
会社にインハウスデザイナーがいないとデザイナーに制作を発注する形になるのですが、インハウスデザイナーに比べ、報連相が円滑に行いにくかったり、制作するうえでの決まりの共有が難しいという難点があるので、インハウスデザイナーを雇用する会社が多くあります。
インハウスデザイナーとなるためには?
インハウスデザイナーとなるには基本的に2つの手段があるので解説していきます。
学校に行ってからインハウスデザイナーになる
こちらの方法が一般的な手段です。
学校と行っても専門学校や美術大学など複数ありますが、そこでデザインを学んだ後、インハウスデザイナーとしてに採用してもらうという方法です。
転職する方法
転職をするといっても全く関係のない業種からインハウスデザイナーになるわけではなく、その他のデザイナーとして活動してきた人が転職するという形です。
転職する理由は大きく2つ存在します。
まずは、作ったデザインに対するリアクションを知りたいというものです。
他企業などからのお仕事でデザインを創るとデザインを納品してそれでお仕事が終了ですが、インハウスデザイナーはその後のフィードバックやリアクションが直で伝わってきます。
ですので、さらなる成長をしたいと考えるデザイナーはこのような選択をすることがあるのです。
そしてプライベートも大切にしたいというものです。
制作会社での勤務になると数多くの仕事を同時にこなすことが増え、業務が大変になるケースが多いです。
しかし、所属企業によるところはあるものの、インハウスデザイナーは専属という形でデザインに取り掛かることが多いので他の業務と同時にこなすということが少ないため、業務に余裕をもって取り組んで、プライベートの時間も確保できることが多いです。
インハウスデザイナーの先にあるキャリアとは?
インハウスデザイナーとして成長し続けることで、広いキャリアが見えてきます。
その1つは、デザイナーとして他のデザイナーを指揮監督する立場になることです。
近年では、場数を多く踏んだデザイナーを昇進させたあと、デザイン部署を作ってマネージャーとさせて、他のインハウスデザイナーの育成、管理を任せることもあります。
インハウスデザイナーで勤務することの良い点や悪い点
インハウスデザイナーとなり勤務することの良い点や悪い点も重要な点ですよね。
それぞれかいつまんで確認していきましょう!
インハウスデザイナーとなり勤務することの良い点
その1…デザインしたもののその後がわかるのでデザインを育成するという感覚になる
インハウスデザイナーの特徴は、所属会社のデザインを手がけることにあります。
そのため、制作物を作って納品して終わり!ということは少なく、ウェブサイトを制作すると、訪問者のその後のリアクションがダイレクトにインハウスデザイナーに伝わります。
ですので、そこから改善を行うことによってデザインを育成する感覚が身に付き、そこからやりがいに繋がっていくと感じていく人が多いようです。
その2…残業時間が少ないのでプライベートが充実する
働く企業によるのはもちろんですが、インハウスデザイナーは比較的残業なのが少なく、プライベートの時間を確保しやすいです。
これも大きなプラス面と言えそうですね。
インハウスデザイナーで働くことの悪い点
その1…いろいろな種類のデザインができない
インハウスデザイナーは上記の通り、所属会社の制作物に限定してデザインしていきます。ですので制作会社のような色々な企業や事業のデザインにかかわることが出来ません。
様々な種類のデザインを制作していくことはほぼできないのが現状なので、将来的にはデザインの引き出しをたくさん集めていきたいと考えている人には向いていない環境かもしれません。
その2…デザイナー間のコネクションができない
所属会社の制作だけに手をかけるインハウスデザイナーは企業やクライアントとかかわる機会がないので、同業者間のコネクションはほとんど持てないのが現状です。
同業者間のコネクションが薄いことによってデザインの流行りの情報に鈍感になってしまうため、自分から進んでアンテナを張ってスキルを磨くという発想を持っていく必要があります。そのため、毎日勉強が必要になっていきます。
以上、インハウスデザイナーについて多角的な視点から説明していきました。
関連:「【社会人向け】未経験からグラフィックデザイナーになる方法」
まとめ
今回はインハウスデザイナーについて解説させていただきました。
良い点や悪い点についての知識を深めた上で挑戦してみて下さい。
本稿がインハウスデザイナーに少しでも興味のある方の参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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