人や社会の在り方を追求していく「デザイン視点」。
ビジネスの受け手とのコミュニケーションを考える中で、デザイン視点というものは事業において大切なものとなってきます。
では実際スタートアップ企業の中で、「デザイン視点」はどのように活躍していくのか。
この記事では「スターアップで大事とされる「デザイン視点」とは?」というテーマで、初心者の方から理解できるように解説しています。
目次
スタートアップで大事なのはデザイン視点
スタートアップに限らず、多くの企業では新規事業を立ち上げる必要性を感じてきております。そこで問題点となるのが「デザイナー不足」です。
デザイナー不足に関して対策を怠ってしまうと事業の失敗に繋がることでしょう。
ではなぜ「デザイン視点」が重要視されているのか?
この記事では「デザイン視点がスタートアップに何をもたらすか?」
について解説してみました。
スタートアップに求められているもの
まずはスタートアップに求められている事について話します。ここを理解できていなければ、デザイナーとのコミュニケーションが上手くいかなくなります。
協力したからこそ見える課題というものもあるため、今一度学んでみましょう。
スタートアップに求めらているものですが、正直に言うとこれをやっておけば良いという答えがありません。
スタートアップ企業というものは、フェーズが変われば求められる事も変わります。企業によって仕事の内容が大きく変わるのです。
答えがあるとすれば、どんな状況にも対応できる「対応力」のある人材を、スタートアップには求められています。
大企業では「専門性+失敗しない」、ベンチャーでは「行動力×失敗から這い上がれる力」が求められていると認識しましょう。
デザイン思考の必要性
スタートアップに求められていることを理解すれば、デザイン思考の必要性にも気づいてくるでしょう。
なぜ気づくのかと思う方もいるため、デザイン思考について説明していきます。
デザイン思考とは、デザイナーがデザイン業務で使う思考を活かして、ビジネスで前例のない問題に対して解決策を取ることとなります。
「デザイン」であれば、美術などを設計するクリエイティブ(想像力)な要素のことを言いますが、デザイン思考となれば少し異なるのです。
デザイン思考はビジネスに転用することで、そのためクリエイティブなセンスは問われず、思考方法を学んで知識がついていくものとなります。
以上を学んだうえで、本題に入っていきましょう。
「デザイン視点」はスタートアップに何をもたらすのか?
言葉が難しいため、未だに疑問を持たれる方もいることでしょう。今まで理解してほしいことは「デザイン視点の知識があれば、スタートアップでも活かすことができる」ということです。
なぜそう言えるのかを説明していきます。
1.課題が見つかる
新規事業を立ち上げていく際、当然として不確定な要素がたくさん出てきます。
普通の人であれば不確定な場面を見つけ出してから行動するはずです。
ですがデザイン視点の人がいると、何もないところから解決する力があるため見えない課題を見つけられます。
デザイン視点を持っている方は、何もないところから目標に向かって、試行錯誤しながら正解を導きます。
そうしないとデザイン視点の経験値が上がらないため、仕事として行っています。
デザイン視点の方に影響された結果、周りの人も挑戦的になることで新たな課題を見つけていけるのでしょう。
2.ソリューションの検証が可能となる
課題が見つかり、アイデアが浮かぶと実験に入ります。ここでスタートアップによくあることが「実験体を作ることに時間がかかる」ことです。
ですがデザイン視点の方がいれば「時間をかけることは不要」と考え、実際にユーザーの声を聞いてから検証していくスタイルとなります。
実験体は簡単にして、ユーザーの反応で検証する事ができるのである。
それもデザイン視点の価値観が、周りにも伝わることで職業という垣根を超えるからこそ起きる変化だと考えています。
なお、「【解説】デザイン思考とは?マーケティングでの活用方法を紹介」ではデザイン思考の詳細について解説しています。
まとめ
デザイン視点の価値観は、スタートアップにおいて必要不可欠な要素であることは間違いありません。
初めてのことをする際に起こる「不安」「リスク」に対して守りの姿勢に入るのが普通でしょう。
しかしスタートアップにデザイン視点の人が加わることで周りを導いてくれます。
結果それが「対応力」となり様々な問題が解決できるチームが生まれるのでしょう。
「デザイン視点」を持った方がもし身近にいれば大切に扱っていかなければならないのです。
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