新規事業立ち上げの進め方をポイントで解説!役立つフレームワークも紹介

  • 2022.11.8
  • 新規事業
  • 新規事業

新規事業,進め方

企業経営を取り巻く社会情勢は常に変化し、求められる事業の形も変化してきています。

数年前までは大きな利益を得られていた事業でも、急に赤字になってしまうというケースは少なくありません。

長期的に会社経営を続けたいのなら、既存事業のみではなく、新規事業を検討すべきでしょう。

 

そこで今回は、新規事業立ち上げの進め方をポイントで解説していきます。

新規事業立ち上げに役立つフレームワークも紹介しているので、ぜひ最後までご覧頂ければと思います。

 

【新規事業立ち上げについて】

新規事業

新規事業の立ち上げがどういったものかを簡単に紹介していきます。

 

〈新規事業立ち上げのメリット〉

・新たな収益の軸の確立

2020年度は新型コロナウイルスの発生で多くの企業が痛手を被りました。

大きな損失を計上した会社の中には、既存事業で培った顧客データ等を活かし、また新たな収益を得るために新規事業を立ち上げた企業があります。

このように、企業を取り巻く社会環境は常に変化しているため、時代の需要供給に合わせた新たな収益軸の確立、つまりトレンドに合った新規事業立ち上げは、企業存続のために必要になってくるのです。

 

・将来の経営者候補を育てるため

新規事業立ち上げは、将来の経営者候補者の経験を積む機会、そして自社を成長させていくのに最適です。

新規事業を立ち上げる段階から経営に関わらせ、可能な限り候補者に重要決定事項を判断する権限を与えてみましょう。

会社の屋台骨が揺らぐような大きな損失にならない限りは、口を出さず自由にやらせることです。

失敗から学ぶことも会社経営では多いですし、既存の業務や候補者教育だけでは得ることの難しい現場の経営者感覚を身に着けられます。

そうして育った経営人材が、自社の更なる発展や成長に繋がっていくのです。

 

〈新規事業の成功事例〉

・ホンダの「ホンダジェット」 日本の大手輸送機器メーカーであるホンダが新たに開発した小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」は、2019年上半期の納入機数が世界最多となるほどの人気を叩き出しました。

「スピードが速い」「高く飛べる」「遠くまで飛べる」といった魅力を打ち出し、独自開発のエンジン配置など他社には真似できないブランド化に成功しています。

消費者のニーズを的確にキャッチし、巧みに自社技術を駆使したまさに「新規事業の成功事例」といえます。

 

【新規事業立ち上げのプロセス】

新規事業立ち上げの際には、プロセスを慎重に進めていくことが非常に重要になってきます。

あるプロセスを飛ばしたり、順番を間違えたりすると思ったような成果が出なかったり、前のプロセスに戻る必要が出てきたりして、余計に時間がかかってしまうリスクがあります。

 

新規事業立ち上げには多大な時間と費用がかかるため、それらを無駄にせず有効に利用するために、正しいプロセスを踏んでいく必要があります。

リスクが高い分、成功すれば会社経営の発展に大きく影響する新規事業。

一般的には、以下のようなプロセスで進めるのが良いとされています。

 

〈経営理念や経営ビジョンを明確にする〉

最初に、新規事業を立ち上げる上で大事にしたい経営理念や、今後成し遂げたい大きな目標などの経営ビジョンを明確にします。

 

〈事業を行う分野を決定する〉

基本的には、自社が得意としている分野をメインにしていくと良いと思います。

例え儲かる分野だとしても、全く知識がなく、関心がない状態で始めてしまうと失敗してしまう可能性が高くなるからです。

 

〈顧客の悩みやニーズを洗い出す〉

事業で収益を得るためには、顧客に自社の商品やサービスを利用・購入されなければなりません。

そのためには、顧客の悩みやニーズに沿ったものである必要があるため、決定した事業分野のターゲットの悩みやニーズを洗い出してみましょう。

 

〈ビジネスプランや事業戦略を策定する〉

顧客の悩みやニーズに沿っているのはもちろん、自社の商品やサービスでしか得られないメリットを打ち出していくと良いでしょう。

また、事業戦略についても策定します。

 

〈具体的な行動計画を考える〉

次に、各部署(営業や開発など)が行うべき作業を考えていきます。

行動計画を決定する際は、無理なノルマを設定せず、モチベーションが保てる範囲でのスケジュールを立てましょう。

 

〈新商品・サービスのリリース〉

ここまでプロセスを踏んだら、新規事業の本格的な立ち上げが実現します。

 

新規事業立ち上げに効果的なフレームワーク3選

新規事業,フレームワーク

最後に、新規事業立ち上げに欠かせない、長くサービスを継続するのに役立つフレームワークを3つ紹介していきます。

 

〈MVV〉

新規事業立ち上げの方向性を定めるのに役立つのが、「MVV」と呼ばれるフレームワークです。

MVVとは、

  • 「Mission(使命)」
  • 「Vision(未来像)」
  • 「Values(価値観)」

の頭文字を取ったものであり、この3つを企業(事業)理念として設定するフレームワークになります。

Mission(使命)で新規事業によって果たす役割を明確化し、Vision(未来像)にて将来の在り方を定め、Values(価値観)では、従業員の行動指針となる価値観を示すのです。

 

〈VRIO分析〉

VRIO分析とは、

  • 「Value(価値)」
  • 「Rarity(希少性)」
  • 「Imitability(模倣可能性)」
  • 「Organization(組織)」

の観点から、新規事業のサービス・製品や自社の経営資源の強さを測るフレームワークです。

このフレームワークは、ビジネスプラン検討のプロセスにおいて、事業として成立するモデルを策定する際に役立ちます。

 

〈ABC分析〉

新規事業立ち上げ後、事業を軌道に乗せるためには、問題が発生したらその都度、改善する必要があります。

そこで役立つフレームワークが「ABC分析」になります。

ABC分析は、各商品や原材料などの複数のデータごとに重要度を分類し、効率的に在庫管理する方法です。

 

ABC分析を活用すると売上、コスト、在庫などを重要度が高い順にランク付けできます。

そうすると、自社を客観的に分析できるため、その結果を基に業務の効率化を図ったり、適切な在庫管理をしたりと様々な場面での活用が可能になります。

 

関連:新規事業の成功に必要なことって?6つのポイントについて紹介

 

終わりに

今回は、新規事業立ち上げの進め方をポイントで解説していきました。

この記事が、新規事業立ち上げの際の参考になればと思います。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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企業経営を取り巻く社会情勢は常に変化し、求められる事業の形も変化してきています。

数年前までは大きな利益を得られていた事業でも、急に赤字になってしまうというケースは少なくありません。

長期的に会社経営を続けたいのなら、既存事業のみではなく、新規事業を検討すべきでしょう。

 

そこで今回は、新規事業立ち上げの進め方をポイントで解説していきます。

新規事業立ち上げに役立つフレームワークも紹介しているので、ぜひ最後までご覧頂ければと思います。

 

【新規事業立ち上げについて】

新規事業

新規事業の立ち上げがどういったものかを簡単に紹介していきます。

 

〈新規事業立ち上げのメリット〉

・新たな収益の軸の確立

2020年度は新型コロナウイルスの発生で多くの企業が痛手を被りました。

大きな損失を計上した会社の中には、既存事業で培った顧客データ等を活かし、また新たな収益を得るために新規事業を立ち上げた企業があります。

このように、企業を取り巻く社会環境は常に変化しているため、時代の需要供給に合わせた新たな収益軸の確立、つまりトレンドに合った新規事業立ち上げは、企業存続のために必要になってくるのです。

 

・将来の経営者候補を育てるため

新規事業立ち上げは、将来の経営者候補者の経験を積む機会、そして自社を成長させていくのに最適です。

新規事業を立ち上げる段階から経営に関わらせ、可能な限り候補者に重要決定事項を判断する権限を与えてみましょう。

会社の屋台骨が揺らぐような大きな損失にならない限りは、口を出さず自由にやらせることです。

失敗から学ぶことも会社経営では多いですし、既存の業務や候補者教育だけでは得ることの難しい現場の経営者感覚を身に着けられます。

そうして育った経営人材が、自社の更なる発展や成長に繋がっていくのです。

 

〈新規事業の成功事例〉

・ホンダの「ホンダジェット」 日本の大手輸送機器メーカーであるホンダが新たに開発した小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」は、2019年上半期の納入機数が世界最多となるほどの人気を叩き出しました。

「スピードが速い」「高く飛べる」「遠くまで飛べる」といった魅力を打ち出し、独自開発のエンジン配置など他社には真似できないブランド化に成功しています。

消費者のニーズを的確にキャッチし、巧みに自社技術を駆使したまさに「新規事業の成功事例」といえます。

 

【新規事業立ち上げのプロセス】

新規事業立ち上げの際には、プロセスを慎重に進めていくことが非常に重要になってきます。

あるプロセスを飛ばしたり、順番を間違えたりすると思ったような成果が出なかったり、前のプロセスに戻る必要が出てきたりして、余計に時間がかかってしまうリスクがあります。

 

新規事業立ち上げには多大な時間と費用がかかるため、それらを無駄にせず有効に利用するために、正しいプロセスを踏んでいく必要があります。

リスクが高い分、成功すれば会社経営の発展に大きく影響する新規事業。

一般的には、以下のようなプロセスで進めるのが良いとされています。

 

〈経営理念や経営ビジョンを明確にする〉

最初に、新規事業を立ち上げる上で大事にしたい経営理念や、今後成し遂げたい大きな目標などの経営ビジョンを明確にします。

 

〈事業を行う分野を決定する〉

基本的には、自社が得意としている分野をメインにしていくと良いと思います。

例え儲かる分野だとしても、全く知識がなく、関心がない状態で始めてしまうと失敗してしまう可能性が高くなるからです。

 

〈顧客の悩みやニーズを洗い出す〉

事業で収益を得るためには、顧客に自社の商品やサービスを利用・購入されなければなりません。

そのためには、顧客の悩みやニーズに沿ったものである必要があるため、決定した事業分野のターゲットの悩みやニーズを洗い出してみましょう。

 

〈ビジネスプランや事業戦略を策定する〉

顧客の悩みやニーズに沿っているのはもちろん、自社の商品やサービスでしか得られないメリットを打ち出していくと良いでしょう。

また、事業戦略についても策定します。

 

〈具体的な行動計画を考える〉

次に、各部署(営業や開発など)が行うべき作業を考えていきます。

行動計画を決定する際は、無理なノルマを設定せず、モチベーションが保てる範囲でのスケジュールを立てましょう。

 

〈新商品・サービスのリリース〉

ここまでプロセスを踏んだら、新規事業の本格的な立ち上げが実現します。

 

新規事業立ち上げに効果的なフレームワーク3選

新規事業,フレームワーク

最後に、新規事業立ち上げに欠かせない、長くサービスを継続するのに役立つフレームワークを3つ紹介していきます。

 

〈MVV〉

新規事業立ち上げの方向性を定めるのに役立つのが、「MVV」と呼ばれるフレームワークです。

MVVとは、

  • 「Mission(使命)」
  • 「Vision(未来像)」
  • 「Values(価値観)」

の頭文字を取ったものであり、この3つを企業(事業)理念として設定するフレームワークになります。

Mission(使命)で新規事業によって果たす役割を明確化し、Vision(未来像)にて将来の在り方を定め、Values(価値観)では、従業員の行動指針となる価値観を示すのです。

 

〈VRIO分析〉

VRIO分析とは、

  • 「Value(価値)」
  • 「Rarity(希少性)」
  • 「Imitability(模倣可能性)」
  • 「Organization(組織)」

の観点から、新規事業のサービス・製品や自社の経営資源の強さを測るフレームワークです。

このフレームワークは、ビジネスプラン検討のプロセスにおいて、事業として成立するモデルを策定する際に役立ちます。

 

〈ABC分析〉

新規事業立ち上げ後、事業を軌道に乗せるためには、問題が発生したらその都度、改善する必要があります。

そこで役立つフレームワークが「ABC分析」になります。

ABC分析は、各商品や原材料などの複数のデータごとに重要度を分類し、効率的に在庫管理する方法です。

 

ABC分析を活用すると売上、コスト、在庫などを重要度が高い順にランク付けできます。

そうすると、自社を客観的に分析できるため、その結果を基に業務の効率化を図ったり、適切な在庫管理をしたりと様々な場面での活用が可能になります。

 

関連:新規事業の成功に必要なことって?6つのポイントについて紹介

 

終わりに

今回は、新規事業立ち上げの進め方をポイントで解説していきました。

この記事が、新規事業立ち上げの際の参考になればと思います。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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