マーケティングとデザイン、一見あまり関係ないようにも思えますが、マーケティングにとってデザインの存在は非常に重要です。
ここでは、なぜマーケティングによいデザインが必要なのかということについてご紹介します。
マーケティングとデザインの関係
マーケティングとデザインの関係性をご紹介する前に、まずはマーケティングについて少しご紹介しておきましょう。
マーケティングとは、簡単にいうと「売れる仕組みを作ること」です。
実際にマーケティングを行う際には、誰に・どんな価値を・どう提供するのかということを考えていきます。
ではこの売れる仕組みを作るというマーケティングにデザインはどう関わってくるのでしょうか?デザインはコミュニケーションツールだとおっしゃる方がいます。
商品やサービスというのは、ユーザーに使われてこそのものです。
ユーザーに使ってもらえなければ、どんなにいい商品やサービスを作ったとしても何の意味もありません。
デザインはその商品やサービスが持っている良さや価値をユーザーに伝えるための手段なのです。そういう意味でデザインはまさにユーザーとのコミュニケーションツールだといえるでしょう。
つまりマーケティングにおいてデザインをおろそかにしてしまうと、ユーザーとのコミュニケーション不足に陥るためその商品やサービスの良さ、価値が伝わらないということです。
マーケティングにおけるデザインの役割とは?
いい商品やいいサービスを作れば見た目にそれほどこだわる必要はないのではないか、そう思っている方も多いのではないでしょうか。
そう思っているとしたらその方は、デザインというものに対して何か大きな勘違いをしているのかもしれません。
デザインとは、見た目の美しさだけにあらず。つまりデザインというのは「見た目」のことだけでなく、それも含めた「手段」のことなのです。
もちろん見た目の美しさも商品やサービスにとって重要ですが、デザインにはそれよりもっと重要な役割があります。
上記でも少しご紹介しましたが、デザインにとっての重要な役割というのは、その商品やサービスの良さや価値を伝えること。デザインはそのための手段なのです。人は情報の8割を視覚から取り込んでいるといわれています。
つまりユーザーは、商品やサービスを見てまず第一印象でそれが自分にとってどう関係してくるのかということを無意識のうちに一瞬で判断しているのです。
そしてその判断で自分には関係のないものだとか興味のないものだと決められてしまうと、それ以後は見向きもしてもらえません。
関連:「【解説】デザイン思考とは?マーケティングでの活用方法を紹介」
マーケティングにデザインが必要な理由
上述したようにマーケティングにとってよいデザインは非常に重要な存在です。デザインをおろそかにすると売れるものも売れなくなってしまいます。
ではなぜマーケティングにデザインが必要なのでしょうか?
ここまでご紹介してきたとおりデザインは、ユーザーとのコミュニケーションツールでありその商品やサービスの良さや価値を伝えるための手段です。
ユーザーとのコミュニケーションを怠り、ユーザーにその商品やサービスの価値が伝わらなければ売れる仕組みを作ることは絶対にできません。
ではどうやって商品やサービスの価値を伝えて売れる仕組みを作ればいいのでしょうか?
既にお伝えしたとおりユーザーは第一印象でその商品やサービスに対する判断を無意識のうちに下します。まずは多くの人が共感できるデザインが必要です。
そして統一された一貫性のある世界観を作ることも重要になります。
人は一貫性のある世界観に共感する傾向があるためです。
共感するとユーザーはその商品やサービスのことをもっと知りたくなります。名刺やチラシにWebサイトや連絡先のQRコードなどを載せ、ユーザーを分かりやすく導くことが重要です。
このように売れる仕組みを作るための手段としてデザインは大きな役割を担っています。
まとめ
今回は、なぜマーケティングによいデザインが必要なのかということについてご紹介しました。
デザインはその商品やサービスの価値をユーザーに伝えるための手段です。
よいデザインというものは、ユーザーの共感を呼び売れる仕組みを作ります。
その仕組みを作るまでの過程を設計することこそがデザインに求められている重要な役割なのです。
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