日々仕事の打ち合わせや日程調整などでビジネスアプリを利用している企業も多いでしょう。
最近ではIT関連の企業以外にも、さまざまな業種でビジネスアプリの導入が増えています。
そんなビジネスアプリの中でも圧倒的な人気アプリと言えばSlackとChatworkがあります。
本記事ではSlack vs Chatworkと題し、2つのアプリの違いを比較し解説します。
目次
使い勝手とインターフェース
SlackとChatworkは、おもに使い勝手とインターフェースにおいて違いがあります。
どちらのアプリも優れた使いやすさを提供していますが、そのアプローチは違いがあるでしょう。
Slackは「直感的な操作と柔軟なカスタマイズ」が特徴で、チームのニーズに合わせて調整することができます。
一方Chatworkは「シンプルな使い方」が魅力で、直感的なインターフェースにより初めてのユーザーでも迷うことなく利用できます。
使い勝手とインターフェースはビジネスアプリを選ぶ際の重要なポイントとなるため、この記事ではそれぞれの特徴を詳しく紹介します。
Slackの直感的な操作性
Slackの直感的な操作性は、ユーザーにとって「利便性と効率性」を提供します。
直感的なインターフェースやシンプルなコマンドにより以下の作業がメインで行えます。
- メッセージの送受信
- ファイルの共有
- タスクの管理など
また、メンション・リアクション・スレッド機能といったコミュニケーションをより細かく整理するツールも豊富に備わっています。
さらにSlackの通知機能は柔軟でカスタマイズ可能であり、必要な情報に的確にアクセスすることができます。
これらの特徴により、ユーザーは直感的に操作できる環境で「円滑なチームコラボレーション」を実現することができます。
Chatworkのシンプルな使い方
Chatworkはシンプルな使い方が特徴で、初めてのユーザーでも迷うことなく利用できます。
メッセージの送受信やファイルの共有・タスクの管理は直感的でわかりやすく、スムーズなコミュニケーションを実現します。
絵文字やスタンプ、メンション機能などを活用することでメッセージの表現も豊かになります。
またグループやプロジェクトごとにチャットルームを作成し、参加メンバーの管理も簡単です。
シンプルながらも使いやすいインターフェースは、ユーザーにとって迅速かつ効果的なビジネスコミュニケーションを提供します。
- インターフェースの違い
Slack : 個別にタスクを共有できる柔軟性がある
Chatwork : シンプルで使いやすいUI
チームコミュニケーション機能
ビジネスアプリではチームで連携し作業を行う際に、円滑なコミュニケーションを取ることが大切です。
Slack、Chatworkでは仲間内で連絡を取る際に、便利な機能が備られていますのでそれぞれの違いをご紹介します。
Slackのチャンネルと通知機能
Slackのチャンネルと通知機能は、効果的なチームコミュニケーションを実現するための重要な要素です。
チャンネルはテーマやプロジェクトごとに作成され、関連するメンバーが集まります。
これにより、メッセージやファイルが適切な場所に整理され、情報の追跡や参照が容易になります。
また、通知機能は個別にカスタマイズ可能で以下の機能を利用できます。
- 重要なメッセージやスレッドの更新
- メンションなど
必要な情報にすばやくアクセスできます。
このような機能により、Slackは効率的で迅速なチームコミュニケーションを実現し、生産性の向上に貢献します。
Chatworkのタスク管理とスケジュール機能
Chatworkのタスク管理とスケジュール機能は、効率的な業務管理に貢献します。
タスク管理では以下の作業が簡単に行えます。
- タスクの作成
- 割り当て
- 進捗状況の確認
タスクには期限や優先度を設定し、担当者との共有やコメントもスムーズに行えます。
また、スケジュール機能では、個人やチームの予定を一元管理でき、重要なイベントやミーティングを見逃す心配がありません。
さらに予定を他のメンバーと共有し、調整やスケジュールの確認も容易に行えます。
これらの機能によりChatworkは業務の効率化とタスク管理の迅速化をサポートし、チームの生産性を向上させます。
- チームコミュニケーション
Slack : チャンネルごとにスレッドを作成できる
Chatwork : タスクを作成し一元管理が魅力
セキュリティとデータ保護
ビジネスアプリとして大切な要素のひとつにセキュリティとデータ保護があります。
個人情報や社外秘のデータなど、漏洩リスクをどのように抑えているかは知っておきたいところです。
Slack、Chatworkそれぞれの取組みについてご紹介します。
Slackのエンドツーエンド暗号化
Slackの「エンドツーエンド暗号化」は、セキュリティとプライバシーの保護に重要な役割を果たします。
この機能により、メッセージやファイルは送信者と受信者の間で暗号化され、第三者からの盗聴や不正アクセスを防ぎます。
ユーザーは安心して機密情報を共有し、プライバシーを守ることができます。
また、Slackはセキュリティに関しても厳重な対策を講じており、データの保護や不正アクセスへの対策を徹底しています。
エンドツーエンド暗号化と総合的なセキュリティ対策により、Slackはビジネスコミュニケーションの安全性を確保し、信頼性の高いプラットフォームとしての価値を提供します。
Chatworkの日本国内データセンター
Chatworkは日本国内にデータセンターを保有しており、顧客のデータ管理において高いセキュリティと信頼性を提供しています。
日本国内のデータセンターは、データの保管場所やアクセスにおける法的な制約を満たし、個人情報の保護を重視しています。
Chatworkを利用することで、日本企業のデータ管理に関する規制要件に合致し、安心してビジネスコミュニケーションを行うことができます。
統合ツールと連携機能
ビジネスアプリを活用する際、エクセルやスプレッドシートなど外部アプリとの統合ツールや連携機能も気になるところです。
普段利用しているアプリがどのように連携可能かといったフローについて、ここではご紹介します。
Slackの豊富なアプリ連携
Slackは豊富なアプリ連携機能を提供しており、ビジネスの効率化を図るための様々なツールとの連携が可能です。
例えばCRM・プロジェクト管理・カレンダー・ファイル共有などさまざまなアプリとの統合が容易に行え、作業フローをスムーズにすることができます。
また、カスタムアプリの作成もサポートされており、企業独自のニーズに合わせた拡張が可能です。
Slackのアプリ連携機能を活用することで、チームの生産性とコミュニケーションの効果を最大限に引き出すことができます。
ChatworkのCRM連携と業務効率化
ChatworkはCRMとの連携により、業務効率化を実現します。顧客情報や取引履歴Chatwork内で共有し、チーム全体でリアルタイムにアクセスできます。
さらに、タスク管理やスケジュール共有などの機能も統合されており、チームのコラボレーションを円滑にします。
CRM連携によって、営業担当者は顧客情報を一元管理し、円滑なフォローアップが可能になります。
Chatworkを活用することで、CRM連携と業務効率化を同時に実現できます。
SlackとChatwaorkの違い
それぞれの機能的な違いはご紹介しましたが、実際にビジネスアプリとして利用する際に選ぶ基準はあるのでしょうか?
ここではそれぞれの特徴をもとに、利用する際の目安をご紹介します。
- スレッドの管理はSlack
案件やプロジェクトなど、「同時進行で個別の案件をやり取り」する際はSlackがもつスレッドの概念は大変便利です。
案件ごとのファイルも、スレッド内に納めることができますので進捗がわかりやすくフォローも容易に行える点はメリットでしょう。
- グループ形式のChatwaork
初心者でも馴染みやすいUIのChatwaorkは、チームごとのグループ形式で行うチャットに向いています。
また時系列でチャットが進行するため、構成が分かりやすいプロジェクトなどは管理しやすいでしょう。
ファイルの添付機能も付いているため、比較的シンプルなタスクを扱う仕事におすすめのチャットアプリです。
このようにChatworkとSlackでは、ビジネスアプリに必要な要素を個々に用意されている事が分かります。
それぞれの機能の特徴を参考に、利用を検討してみましょう。
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まとめ
今回は、Slack vs Chatworkと題し、2つのアプリの違いを比較し解説しました。
SlackとChatworkの機能を紹介しましたが、どちらも優れたアプリでしたがそれぞれの特徴や違いをご理解頂けたのではないでしょうか?
個別の違いでは、チーム単位で複雑なプロジェクトを進める際はSlackが便利である事が分かりました。
また、大人数でシンプルなタスクやプロジェクトを管理する際はChatworkもおすすめのアプリだと感じました。
実際に利用する際は、エクセルやGoogleなどの外部アプリとの連携も重要な要素となりますので、総合的に使いやすいアプリを検討してみることをおすすめします。