Web事業拡大の時に欠かせないアプリケーション。
今やほとんどの人がスマホを持ち歩いていますし、アプリを導入することでアクセスも簡単
になり、更なる事業の拡大が見込めます。
アプリを導入したいけれど、ユーザーが求める形のアプリチュートリアルがわからず、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?
今回は、アプリチュートリアルの体験設定の重要性について解説していきます。
最後に、デザインにこだわったアプリチュートリアルの成功例まで紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
【アプリチュートリアルとは?】
チュートリアルとは本来「個別指導の」「一対一で行う教育」といった意味を持っていますが、アプリの場合のチュートリアルとは基本操作を教えるための「説明書」のことを指します。
最近のアプリでは画面の指示に従って覚えるという体験型チュートリアルが主流となっています。
体験型のチュートリアルは、操作方法や手順をインストールしてすぐに説明を受けられるようになっているので、複雑な操作もあるSNSアプリや動画投稿アプリ、ゲームアプリなどで多く利用されています。
実際に操作手順を体験していくため、基本的な操作やよく使う機能などを簡単に覚えていくことが出来るのが大きなメリットです。
しかし、チュートリアルだけではアプリの細かい設定や利用方法まで記載できない場合も多いです。
記載できない理由は【簡潔で飽きさせないアプリチュートリアルを作るには】で解説しています。
【アプリチュートリアルにユーザーは何を求めている?】
アプリチュートリアル=アプリを利用する際の説明書ですが、説明書には少しマイナスなイメージを持っている方も少なくないと思います。
「分厚くて読む気にならない、ハードルが高い」「開いたはいいけど複雑でわかりづらい」という印象から、説明書を読まずにそのまま使い始めることも多々あるでしょう。
この例は、アプリチュートリアルにも同様のことが言えます。
多くのユーザーは「簡潔でわかりやすいチュートリアル」を求めていることがわかりますね。
しかし、簡潔でわかりやすいと言ってもただ文章を短くしたり平たい言葉に言い換えるだけでは充分ではありません。
最後まで説明を見てもらうために、「デザイン性のある、最後まで飽きさせないチュートリアル」を作ることも必要になってきます。
- 一目見てわかりやすい説明
- 最後まで見ていて飽きないデザイン性
ユーザーは上記2点をアプリチュートリアルに求めているのです。
関連:「アプリの起動画面の体験デザインはどのようなものがあるか」
【簡潔で飽きさせないアプリチュートリアルを作るには】
以下からは、成功しているアプリチュートリアルを参考に簡潔で飽きさせないアプリチュートリアルの作り方についてご紹介していきます。
〈デザインにこだわったアプリチュートリアルの成功例〉
・基本操作をアニメーションで伝える
「Instagram from Layout」はユーザーが主に行うであろう基本操作に焦点を当て、アニメーションでわかりやすく表現しています。
ユーザーは直感的に操作方法を理解し、アウトプットまでのステップも踏むことができるのです。
Instagram from Layout(Layout from Instagram – Google Play のアプリ)
・画面の一部にチュートリアルを表示
「Twitter」は140文字以内のつぶやきをみんなで共有するサービスです。
登録してから、ホーム画面を初めて表示すると、画面上部にチュートリアルが表示され、ユーザーが友だちをフォローするように促します。
通知画面を表示すると画面の説明が表示されます。 Twitter(Twitter)
・要点を極力絞る
「Timeline」はニュースを時系列で追えるニュースアプリです。
余計なセールストークは一切なく、独自の機能のみをシンプルに紹介するのみにとどめています。
細かい設定や利用方法まで記載してしまうと、わかりにくいアプリチュートリアルに繋がってしまう可能性があります。ユーザーにとって主機能が明白なアプリは、他サービスと何が違うのかをアピールするくらいで十分でしょう。
【終わりに】
今回は、アプリチュートリアルの体験設定の重要性について解説しました。
〈まとめ〉
- アプリチュートリアルはアプリを使用するための説明書
- ユーザーは簡潔で飽きさせないデザイン性のあるアプリチュートリアルを求めている
- アプリチュートリアルのデザインには様々なものがある
この記事が、アプリチュートリアルを作成する際の参考になればと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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