春の到来に伴い、新しく入社してきた社員と接していると「最近の若者はよくわからない」「打たれ弱いって聞くからあまり強く叱れない」と新入社員に対して色々な思い・悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、新入社員がすぐ辞めてしまう理由とは?最近の新人の傾向と対処法についてわかりやすく紹介・解説していきます。 ぜひ最後までご覧ください。
目次
新人・新入社員離職率の推移
厚生労働省の『新規卒者の離職状況』によると、大学卒の新入社員の3年目までの離職率はデータの最新年である2017年までの多少の増減はあるものの、新入社員のおよそ3人に1人が3年以内に入社した企業を退職していることが分かります。
2019年に施行された働き方改革法などがこの新入社員の退職の割合を下げる要因となる一方で、転職が容易になってきている一面もあるため、現在になってもこの数値は大きく変わっていないものと考えられます。
新人・新入社員がすぐに辞めてしまう理由4つ
入社したばかりの新入社員は一体どういった理由で退職を選択するのでしょうか? 主な退職理由4つについてご紹介していきます。
1.入社前のイメージとの違い
実際に入社してみたら、自分が思い描いていた社内のイメージと現実のギャップを強く感じる新入社員がいます。
会社の社風や上司の指導方針に疑問を持ったり、自分のイメージとかけ離れた会社の内情を知ることで落胆し、嫌気がさしてしまうということもあるそうです。
または、入社前はこなせると考えていてもいざ仕事を始めてみたら会社の流れについていけず、自信を失い、心が折れてしまったというケースもあります。
2.勤労条件のギャップ
勤労条件のギャップも新入社員が退職を選ぶ理由の1つです。
ノルマがきつい、残業の多さ、休日出勤、そして給与やボーナスが低いなどが多く理由として挙げられます。
入社後の右も左もわからない状態で、「まずは実践だ」と言わんばかりに無理なノルマを課されてしまい、そのノルマを達成するために残業や休日出勤を重ね、そうして得た給与が労働に見合っていなかったら、新入社員のモチベーションが下がるのも当然でしょう。
3.職場の人間関係が悪い
入社直後はわからなかった職場の人間関係も、入社してからしばらく経ってくると段々雰囲気がわかってきます。
同期と上手く人間関係が築けず孤立してしまったり、嫌な先輩や上司がいることがわかったりすると自然と職場に行く足取りも重くなります。
学生時代と違って付き合う人間を選ぶことができないため、「こんな上司と顔を合わせて一緒に業務に取り組まなければいけないのか…」と憂鬱な気分になるのも頷けます。
4.自分のやりたいことではなかった
自分のやりたいことができると期待に胸を膨らませて入社したのにも関わらず、希望と全く関係のない部署に回されたり雑用ばかりという場合、入社時のモチベーションが高かった分、余計にそのギャップで落ち込むことになります。
現代の新入社員も入社後にすぐ自分のやりたいことができるとは考えていないと思いますが、大した説明もなく希望していない部署で、将来に関係のないと感じる仕事を毎日やらされることは新入社員にとって不安な状況なのは間違いないでしょう。
新人・新入社員の退職防止への対策
早期退職によるデメリット
新入社員がすぐ退職してしまうと、「厳選して採用したのに…」「せっかく時間を割いて教育したのに…」と既存社員のモチベーションが下がってしまう原因になります。
そして新入社員が定着しなければ、会社の戦力にならないため知識や技術、ノウハウが引き継がれないため、会社側からすると良いことは何もないため、退職防止への対策を講じることは当然だと言えます。
最近の新入社員の傾向
新入社員が退職する理由としては、「入社前とのギャップ」がかなり大部分を占めています。
想像と現実にギャップがあるというのはいつの時代でも変わりませんが、ここ数年でギャップに対する体制や我慢する感覚というのは変わってきています。
転職を進めるサービスが増えてきており、「次に進むなら早急に」という意識が何となく若者の間で広まりつつあるのかもしれません。
その若者の新入社員の常識を全て受け入れる必要はありませんが、多少なり理解した上で対策を講じると良いでしょう。
新入社員の退職防止への対策
1番新入社員の退職防止に有効なのは、ギャップになりそうな情報の開示です。
採用活動の中でギャップが生じそうな情報に関してしっかりと開示していく、またギャップが生じることに対して心構えを作っていくことが大切です。
社員との懇親会や面談、ランチの実施やインターンシップや内定者アルバイトの導入なども情報開示に有効です。
新入社員に向けての魅了付けとのバランスを意識しながら、入社までにギャップを減らすことを心掛けましょう。
終わりに
今回は、新入社員がすぐ辞めてしまう理由とは?最近の新人の傾向と対処法も紹介・解説していきました。
この記事が、新入社員と関わる会社員の皆さまの参考になればと思います。 最後までご覧頂きありがとうございました。
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