今やスタートアップにとってデザイナーの存在は必要不可欠です。
デザイナーの存在なくしてスタートアップの成功はありえません。
では、スタートアップにはどんなデザイナーが必要なのでしょうか?ここでは一人目に採用すべきデザイナーについてご紹介します。
スタートアップにはどんなデザイナーが必要?
スタートアップにとってデザイナーの存在は重要です。
しかしデザイナーといっても会社のロゴなどをデザインするグラフィックデザイナーもいれば、UIをデザインするUIデザイナーやUXデザイナーなどもいます。
では、スタートアップにはどんなデザイナーが必要なのでしょうか?
グラフィックデザイナーは、企業の価値をロゴやポスターなどを使って視覚的に世の中へ発信する役割を担っており、スタートアップにとって必要なデザイナーです。
企業の存在を世の名の人に知ってもらうことは、スタートアップに欠かせません。
UIは、その企業をより深く知るための入口のようなもの。
UIデザインが使いやすく機能的でなければスタートアップを成功に導くことは困難です。UIデザイナーもスタートアップには欠かせない存在だといっていいでしょう。
UXは、今やスタートアップ成功の鍵を握る重要なピース。
UXデザインなくしてスタートアップの成功はないといっても過言ではありません。UXデザイナーはユーザーの行動を導き、楽しさや心地よさを感じながら製品やサービスを利用してもらえるようUXをデザインするのが仕事。
UXデザイナーは、今スタートアップにとって最も重要な存在です。
ユニコーンデザイナーとは?
ユニコーンとは、馬の額に長い1本の角が生えた架空の動物で伝説の生き物とされています。
ユニコーンは、よく幻のような存在を例えるときに使用される単語です。ユニコーン企業という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
ユニコーン企業とは、企業としての評価額が10億ドル以上で、非上場のベンチャー企業のことをいいます。ユニコーンは絶対に出会うことのない生き物ですが、それくらい希少であるということを例えた比喩のようなものです。
ユニコーンデザイナーという単語も同様の意味で使われているものと考えられます。
アメリカのシリコンバレーでは、デザインとプログラミング両方の知識とスキルを持った人のことをユニコーンデザイナーと呼んでいるようです。
つまりスタートアップにとってのユニコーンデザイナーとは、グラフィックからUI、UXに至るまですべてのデザインに必要な知識やスキルを持った人ということになります。
しかしそんなに有能なデザイナーなら他の企業も放ってはおかないはず。
ユニコーンデザイナーのように有能でオールマイティなデザイナーを見つけることは、不可能に近いと考えたほうがいいでしょう。
一人目に採用すべきデザイナーとは?
ユニコーンデザイナーのようにオールマイティな人材を一人目のデザイナーとして採用できればいうことなしですが、その可能性は限りなく低いといえます。
では、一人目に採用すべきデザイナーとはどのような人材なのでしょうか?
採用する前に、まずは今のチームに必要なのはどのようなスキルや経験を持ったデザイナーなのかを明確にすることが大切です。
スタートアップにとってはUXデザインが最重要ともいえますが、チーム内にUXについての知識や経験を持った人材がいるならUXデザイナーにこだわる必要はありません。
一人目にはチーム内にはないスキルを持ったデザイナーを採用すべきです。一人目のデザイナーということは、そのチーム内にまだデザイナーがいないということなので、ある程度の経験を持った人を採用したほうがいいでしょう。
デザインはチーム全員で取り組むもので、デザイナーだけの仕事ではありませんが、その先頭に立つのはあくまでもデザイナーです。
デザイナーはチームがどういう方向に進んでいくのかを決める船頭のような役割も担うことになるため、経験の少ない人には負担が大きくなり過ぎる恐れがあります。
以上のことから一人目のデザイナーとしては、今のチーム内にはないスキルの所持はもちろん、自らイニシアチブがとれ、ある程度の経験を持った人材を採用すべきです。
関連:「デザインは内製と外注どちらがいいの?」
まとめ
今回は、スタートアップに必要なデザイナーや一人目に採用すべきデザイナーについてご紹介しました。
スタートアップに成功するためには、さまざまなスキルを持ったデザイナーが必要不可欠です。
そんなスキルをすべて兼ね備えたユニコーンデザイナーを一人目に採用できればいうことなしですが、ユニコーンデザイナーはそう簡単に見つかりません。
一人目のデザイナーには、ある程度の経験を持ち、自らイニシアチブのとれる、今のチームに必要なスキルを持った人材を採用すべきです。
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